イギリスでの妊娠中の糖尿病検査

先日こちらで妊婦糖尿病の血液検査を受けました。日本でも受けたことがなかったので初めての経験でした。

Glucose検査と言います。
検査方法はOGTT(経口グルコース耐性試験)というもので日本と同じようですね。
試験まで10~12時間水以外は取らずに、空腹時の血糖値と75gのグルコース溶液を飲んで2時間後の血糖値を検査しました。この溶液はなぜが毒々しい鮮やかな色でしたが日本でも同じなのでしょうか? 毒々しいオレンジジュースのような。。
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最近すごく甘いものを食べていたので、心配でしたが、グルコース検査2日後のMidwife検査で「グルコース検査の結果、問題なし、Clear」って言われました!こんなに甘いもの食べても大丈夫か!?とびっくりしましたが、翌週の月曜日に病院から電話がありました><

問題ありだったら、電話すると確かに言ってたな。。
結果は空腹時は問題なし、2時間後の値は平常範囲内ではあるもののやや上限に近かったので注意が必要とのことでした。

やっぱり!という感じです。

お酒は飲みませんが甘いものが好きなので控えるように言われて辛いです。

 

ところで日本の基準と違ったりするのかなと思って調べたところ、基準自体は同じものの使っている単位が違うようです。
・イギリス
空腹時基準:3.0~6.0mmol/L
2時間後基準:3.0~7.8mmol/L
・日本
空腹時基準:110mg/dL以下
2時間後基準:140mg/dL以下
グルコースの分子式はC6H12O6なので、分子量180です。
なので1mmol/L=180mg/10dl=18mg/dLとなり、イギリスの数値を18倍するとほぼ日本の値になります。(6.0mmol/L=108mg/dL、7.8mmol/L=140.4mg/dL)

イギリスでは公共医療は基本無料なのですが、よくニュースで糖尿病患者が多くて医療費を圧迫していて厳しいという話をしています。そこで国際糖尿病連合のデータ(2015)を見てみるとイギリスの糖尿病割合は約6.2%、日本は約7.6%、中国が約10.6%になっていました。意外にもイギリスはそんなに高くなく、日本、中国のほうが高いようですね。太っている人はイギリスの方が断然多いように思いますが、やはりお米、麺類好きのアジア人の方が糖尿病にはなりやすいのでしょうか。ここのデータを見ていると意外な国の割合が高いことがよくあるので何が原因なのでしょうね。

とりあえず私は甘いものを少し控えるようにします。。

参考:国際糖尿病連合(IDF)サイト

ところで、最近すごくウナギを食べたくなります。ひつまぶしとか。。いいですね。イギリスでウナギを売っていないです。和食屋さんで食べると、すごくお高いです。もうすぐ母が日本から来るので、ウナギを買ってきてもらおうかな。楽天市場で結構豪華なセットを売っています。
ウナギは動物性ビタミンAが豊富で妊婦によくないようですが、一口だけでもいいから、食べたいです!
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