5月のGWの休みにパリに行って来ました。今回はシャネルを買うとパリでシャネルのお店巡りしました。
お目当てはシャネルのショッピングバッグ。
私は外出する際にカバンによく本やキンドルを入れるので、定番のマトラッセは小さすぎです。
まず、訪れたのは、オペラにあるギラリー・ラファイエット
パリラファイエットのシャネル
わしたに付いたセールスはロシア人の女性でした。
さすがシャネルのセールスという感じ、居心地をよくさせてくれる。
ショッピングバッグを探していると伝えたら、三つのバッグを出して見せてくれました。
一番左、 定番のChanel GST、 2700ユーロ。 ロシア人セールスによると、このデザインは人気過ぎて持つ人が多すぎてすでに生産停止が決まったらしい。
真ん中は2016年の夏新作、アンティーク調のデザイン、ゴールドのチェーン、3180ユーロ。
あんまりシャネルシャネル過ぎないで私の好みです。
一番右は、シャネル新作マトラッセのでかい版です。3800ユーロ。
続いて、さらに2種類出してくれました
このデザイン↓ 写真で見るといまいちだけど、持つと結構いい感じ。
シャネルのトートバッグ、いかにも通勤用バッグという感じです。シャネルのロゴがなければまったくシャネルっぽくない。
横で別のお客さんが見ているこの小さいバッグが可愛い、2850ユーロ。
ここで決められずとりあえず帰ることにしました。ロシア人セールスが名刺を渡してくれて、次回来るときに、入り口で行列があっても並ばずに入れますよと教えてくれました。
シャネルのセールスは、ノルマがあるらしく、各セールスは頑張って自分の常連客を作る必要があります。気に入ったセールスがいたら変えずにそのまま付き合ってあげた方がお互いのためです。
パリモンテーニュ通り51番のシャネル
その次に、デパートではなく、ブランドブティックがずらりと並ぶモンテーニュ通りのシャネルに行きました。
ここも行列なしです。 私のセールスは、黒人の女性でした、上品なお化粧と振る舞い、飲み物はいかがと聞かれてお水をもらいました 。
私のリクエストを聞いていくつか大き目のバッグを見せてくれました。
マトラッセ風のショッピングバッグ。アンティーク調。
定番のエグゼクティブトート 2600ユーロ
エグゼクティブトートのちょっとおしゃれ版? 2900ユーロような記憶
今年新作のマトラッセ、可愛い!
ギラリー・ラファイエットもモンテーニュ店も写真撮影を承諾してくれました。
プランタン・オスマン本店のシャネル
最後に行ったのはプランタン・オスマン本店のシャネル。
ここは唯一行列のあったシャネル。入り口にセールスの女性が立って入場管理している。
店内はそれほど混んでるわけでもないが、私の前に2組並んでいる。
ちなみに、私は妊娠八か月でかなりおなかが大きくて誰が見ても妊婦であることが一目瞭然な状態です。
フランスで旅行していると、いろんなところで優遇される。トイレでもスーパーのレジでも「先にどうぞ」と譲られる。
シャネルの店員なら、一流のホテルマンのような教育を受けてそのぐらい気づいて配慮してほしいと思いつつ、並びました。勝手に自分で並んでるだけですけど、何千ユーロのお買いものしようとしているのに、妊婦を並ばせるシャネル店員がちょっと失格だと思って機嫌が悪くなる私。。
並ぶ時間10分、前の二組が中に入りました。
入り口の店員がやっと私のおなかに気付いたようで、「Are you pregnant?」、と聞かれた。
Pregnantじゃなかったらこんなお腹しているわけないでしょ(怒)と内心思いつつ、Yes と答えた。
そうしたら、彼女は「気づかずに申し訳ございません、入っておかけになってお待ちください」と中のソファに案内してくれた。
妊婦じゃなくても、中にスペースがあるのに、数十万円もするものを買う(かもしれない)お客さんを立たせて並ばせるのはいかがなものかと思いますけど。。
しかも、この辺で買い物する人は観光客が多くてパリに滞在する1分1秒も貴重な時間です。無駄に並ぶのがほんとに嫌なのです。
ソファに座って2分待ってたら、中国人らしきセールスの女性が来ました。
このセールスは、今までパリで回ったシャネルの中で一番最悪でした!
ショッピングバッグを探していると言ったら、定番トートバッグの改良版のようなバッグを出してきました。
このバッグはボックスのようで蓋が付いています。私に大きすぎです。
「うん、これちょっとね」と言ったら、「どこが気に入らないの?」と店員に聞かれた。
「ちょっと大きすぎかな」と答えたら、「お客さんはショッピングバッグをお探しでしょ。ショッピングバッグは大きいものですよ!」と。
何その態度!
「でもこれは私に大きすぎです、違うものを見せて頂けますか」とリクエストしました。
この時点でもうこのお店の対応にがっかりして絶対ここでは買わないと決めました。
このセールスにいくつか見せてもらいました。毎回、一個ずつしか出してくれないので、なんか疲れました。 彼女から買いませんでした。
イギリスに戻って調べたら、イギリスのヒースロー空港で一番安くシャネル買えることが分かりました。
ハイブランドのセールスは、同じ訓練を受けているはずなのに全然対応が違いますね。
Gucci、プラダ、ヴィトン、シャネルはそれぞれ自分のセールに化粧一つにしても、各自のスタンダードがあるようです。
ハイブランドは価値は商品そのものだけではなく、ブランドを買うプロセス、サービスの体験も価値の一部、数十万円もするバッグを買うのに数十分も並んだり、セールスに気分が悪くさせられたりしたらもう買わなくても結構ですと思ってしまう。
でもやはりまだシャネルを買いたいので、予約してヒースローの免税店で買おうと思います。
しかし、最近、ロンドンでもパリでもブランド店でまったく日本人が見えません、中国人か韓国人ばっかりです。
シャネルやヴィトン、もう日本でブームが過ぎました?シャネルは日本でもう時代遅れ?今の中国は20年前の日本のようです。今はパリのシャネルでもヴィトンでも中国人があふれます。まさに10年前のシャンゼリーゼのヴィトン本店でで日本人ばっかりと同じ様子です。