ベルゲン観光2日目。
一日目に、フロイエン山、魚市場、ブリッゲン地区を全部回ったので、2日目は名物料理のバカラオを食べて、ハンザ博物館を見学する計画。
このハンザ博物館、ブリッゲン地区の一角にあるブリッゲン地区の建物をそのまま使ってハンザ商人の生活をハンザ時代のまま展示するための博物館です。
ブリッゲン地区のカラフルな家を外からみるだけではなく、数百年前の姿のまま当時の生活の様子を見ることができる展示です。
ハンザ博物館
ドイツのハンザ商人について、まったく無知な私でしたが、どうやらハンザ商人は当時の商社マンのようなもののようです。
ドイツ駐ノルウェイ貿易事務所。
ドイツ人はノルウェイの鱈やフィッシュオイルを求めてノルウェイにやってきて、代わりにノルウェイに小麦、布、鉄製品などを輸出していたそうです。
このハンザ博物館は当時の事務所兼寮の姿を再現し、ハンザ商人の貿易のやり方や生活の様子を詳しく紹介しています。
建物と家具類も極力昔のまま、面白い博物館です。ブリッゲン自体はハンザ商人によって建てられた地域で、当時のノルウェイの中のドイツタウンだったのです。
日曜日だけ、集会場という当時の食堂も見学することができます。
ブリッゲン地区の建物は木の家なので、よく火事になって焼失していたため、当時はブリッゲンで唯一火が炊けるのはこの食堂でした。厳しい寒いノルウェイの冬で暖炉なして生活していたハンザ商人たちは寒かったでしょうね。
ハンザ商人の見習いのベッド、ユースホステル、カプセルホテル状態、こんな狭いところに2人寝ていたとか。
番頭のベッド。ちょっと豪華、しかも一人部屋。
ハンザ商人は男性社会で、結婚も許されなかった。ドイツから遠隔地のノルウェイにやってきて、厳しい生活を強いられた上、厳しい修行と厳格な集団生活ルール、当時の商社マン達、スパルタだったのね。
バカラオスープ
ハンザ博物館から出ておなかすいたので、バカラオスープを食べにレストランに入る。
ランチタイムは同じ料理でディナーより1000円も安いのです!早速バカラオスープを注文。もともとポルトガル料理だったトマトスープのバカラオ、どんな味なのか?
トマトスープは濃厚で酸味がある、オリーブの香りがよく効いている、干し鱈は食べなれた干物の味。おいしいけど、なんか食べなれた味?でもベルゲンでバカラオが食べれて納得しました。 179クローネ、高いわ!!!ガーリックトーストが付いています。
地元教会で無料コンサート
ブリッゲンにあるSt Mary教会、当時ハンザ商人の教会だった。この日は、地元の子供たちによる無料コンサートをやってました。時間があるので、一時間コンサートを聴きました。子供と思えないほど上手!
ベルゲンのスーパーで買ったフィッシュスープのお土産
帰りに、ホテルの近くのスーパーで自宅用お土産として、フィッシュスープを買ってみた。Lofotenという名前のスープ、Lofotenは、ハンザ地区の貿易の主役だった干し鱈の産地のこと。
早速家で作ってみた。ベルゲンのレストランで食べた味と変わらないぐらい美味しいです。
オススメ度:★★★★★(超オススメ!)
オススメポイント: 世界遺産のブリッゲン地区の景色を好きなだけ部屋から楽しめる、ベルゲンでおそらく一番の立地。観光にも便利、おもな観光スポットハンザ博物館、フロイエン山、魚市場、城塞は全部徒歩圏内。近くにスーパーあり。
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ベルゲンでの私のオススメ観光スポット
第一位 フロイエン山 山頂
第二位 ハンザ博物館
第三位 魚市場
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