イギリスのスーパーマーケット比較

イギリスのスーパーマーケット比較

ロンドンのスーパーを一年間利用してみた感想を書いてみます。

主に使っているのはWaitroseとTescoでM&Sもたまに行きます。Sainsbury’sは近くに大きいお店がないのでほとんど行きません。

ALDIやASDAも郊外では多いようですが、近くにないので利用したことがありません。

  • Waitrose ウェイトローズ

日本のスーパーに一番近い感じ。店は清潔で品揃えもよく、店員さんも親切なのでストレスなく買い物ができます。一番利用頻度が高いです。

多少高いイメージもありますが、価格でもTescoと競っているようで高級品から安いものまで妥当な金額で買うことができます。特にessential Waitroseというプライベートブランドのラインナップはかなり安いです。ただしこのシリーズは品質も悪いことが多いので注意が必要です。このシリーズを買うならあえてWaitroseを使う意味がない気がします。それ以上のプライベートブランド(普通のWaitroseやDuchy originalsなどのオーガニック)はたいてい安心できる品質です。オーガニックは品質以上に割高な場合もありますが、お土産等にはいいかもしれません。メンバーカードを作るとコーヒーや紅茶が無料で飲めるのも便利です。

お肉を買うときには特にここを利用しています。ブロックのラムや牛が美味しいことと、新鮮な鶏レバーが置いてあるので助かっています。切り分けもしてくれるので欲しい量だけ買えるのも便利です。また鮮魚を買いたいときも市場に行く以外はほぼここ一択です。種類は多くありませんが、新鮮な魚を捌いてくれるので日本と同じように買えます。

お店が広いことが多く、洗剤等の日用品も一緒に買える点やお酒の種類が多いことも便利な点です。

  • Tesco テスコ

コンビニ的な小さいお店(Express)から大きめのお店(Metro)、郊外には何でも揃う大型店があるなど、どこにでもある便利なお店です。値段も安く、Expressでも必要なものは大抵あるので助かっています。ここの商品の品質はピンキリで、スーパーで買える最高品質と最低品質が揃っているように思います。一番安いのはEveryday Valueというラインナップ。これは劇的に安いのですが、ものによっては品質がひどいのでおすすめしません。お肉に限っては大丈夫なものも多いですが。逆に高級ラインとしてはTesco Finestというものがあります。これは値段も高いですが個人的には一番気に入っているシリーズです。Waitroseの高級品より中身だけで言えばこちらの方が好みです。特にお気に入りは食パン、ジャム、クリーム類、お菓子系です。もう少し増えてくれるとTescoの利用頻度も上がるのですが。

野菜や果物は値段と品質のバランスがよく、利用頻度が高いです。お肉はもう少しいい品質のお肉を増やしてほしいと思います。

お店自体は通路が狭く、陳列が悪くものが取りにくかったりと多少使い勝手は悪いです。店員さんも無愛想なことが多いですが、近くのExpressは顔を覚えてくれたり色々手伝ってくれたりとサービスも徐々に向上している感もあります。

ポイントカードを作ると、おそらく利用履歴を細かく分析しているようなクーポンが送られてきて、メールでのおすすめ商品も自分の好みに合ったものを勧めてくることが多いです。メールのタイミングはWaitroseとほぼ同じなのですが、分析力ではTescoが勝っているなという印象です。店舗ごとに地域に合わせて商品ラインナップを変えているのも特徴的です。ハラル食品の多い店舗や、アジア食品の多いお店など、工夫が見られます。またそういった特殊な商品も特別扱いする訳ではなく安い点も好感が持てます。

  • M&S マークス&スペンサー

衣類も扱っている店舗が多い、比較的高級スーパー。近くにあるのですが、価格が高い割にそれほど品質がいいとも思えずあまり利用していません。特に果物や野菜の見た目やパッケージは一番良いのですが、味そのものはちょっと、、と思うことが多いです。

お肉等に関しては、未処理のものが少なく、味付けやカットがされてオーブンで焼くだけなどの商品が多いようです。ロンドンではこういった商品が多いのですが、このようなものを買うならここが品質が良くていいかもしれません。普通のお肉を買うにはあまり向いていません。もっと大型店なら違うのかもしれませんが。

ベーカリーに関してはスーパーではかなりおいしい部類だと思います。また、お土産用に最適なお菓子等も多いので便利な場面もあります。香辛料等の調味料についても品質が良く便利です。

  • Sainsbury’s セインズベリー

Tescoに近い、都心ではコンビニ型店舗中心の安めのスーパー。たまたま近くにないのであまり利用しませんが、Tescoと価格帯はほぼ同じです。お菓子系を買うのに便利な印象があります。

 

ロンドンスーパーマーケットの私の利用方法まとめ

  • お肉類:Waitroseが主、鶏肉や豚肉、牛レバー等はTescoも利用する
  • 野菜果物類:Wairoseがやや多め、Tescoもよく利用する
  • 乳製品:チーズとヨーグルトはTescoが多め、牛乳とバターはWaitroseが多い
  • 魚介類:Waitroseが多い、切り身の真空パックはどこも大差ない
  • 洗剤類:ほぼWaitrose
  • ジャムお菓子類:Tesco Finestが多い
  • お米:Tescoのジャスミンライス(タイ米)と日系スーパーの日本米
  • パン:ほぼTesco Finest
  • 調味料:WaitroseとTesco、香辛料はM&Sも使う
  • 紅茶:Waitroseのルーズリーフ
  • お酒:ビールはTesco、ワイン類はWaitroseが多い

価格帯比較1

 

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