中国のA株の「株災」、A株の暴落を受けての中国政府の救済措置

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中国の「株災」
この数日間、中国のA株式市場は大変なことになっている。連続数日間暴落して、A株指数が5000ポイントから3600ポイントぐらいに下がった。6月28日に、利下げと準備金率の下げを発表された後でも下げが止まらなかった。
その後の週末、さすが一党独裁の中国、政府の救援策が出るもの早い。
週末に緊急救援策が発表された。
21社の証券会社が純資本の15%ずつ出資して、1200億元のファンドを設立し、買い支えする。4500ポイント以下で、21証券会社は売らない、空売り禁止、IPO停止など、国を挙げてA株の下落を止める勢い。
証券会社でインターンをしている友達は、7月3日の金曜日に、上司に週末残業のスタンバイしてくださいと指示されたが、週末に家で待っても仕事の指示が来なかったらしい。いきなりのIPO停止でA株市場の証券会社の人達は、お客さんに説明したり、IPO停止の事務手続きなどで、もはや、インターンに仕事を指示するどころではなくなったのでしょう。

そもそも、中国の証券法に「いかなる人でも証券法に単独または共謀して、資金力、情報力、持株を用いて証券市場を操作してはいけない」と書いてあるが、この国を挙げての買い支えは、証券市場の操作に該当しないということでしょうか。

その中で、中国で毎日面白いブラックジョークが飛び交わっている。
―「株災」は離婚よりもひどい、資産が半分になったが、奥さんはまだいる。
―昨日は、犬に人間の食事を与えていた、今日は、犬と犬の餌を一緒に食べた、明日これ以上下がれば、犬を食べるしかない。