BBCの面白い宝鑑定番組

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BBCのテレビ番組
ロンドンに住んでいて、テレビをいつも字幕付きで見ている。
字幕を見て、時々わからない単語が出てくる。
今日は、大好きなBBCのBargain Huntという番組を見ていた。Bargain Huntは日本の「なんでも鑑定団」と似たようなコンセプトの番組、でも構成はちょっと違う。
大体親子、夫婦、お友達同士の二人グループに一人の専門家が付く。1グループに番組から300ポンドが渡される。赤と青の2グループ分かれて、それぞれの専門家とアンティークマーケットに行って、好きなものを300ポンドの予算内で1時間以内に3品を買う。
専門家はあくまでアドバイザー、最終的に何をいくらで買うか、参加者が決定する。
買った3品をオークションにかけて、売却する。 買った値段より高かったら、参加者がその儲けを持ち帰り。
300ポンドを使いきれなかったら、専門家が残りの現金でボーナス買と言って、もう一品を買って来る。
そのボーナス買の品をはいずれにしてもオークションにかけて売却するが、参加者はそのボーナス買の損益を自分の損益にすることか、3品を売却後に決めることができる。

日本のNHKの位置づけのイギリスのBBC、素朴なシンプルな番組だけど、とっても面白い、
驚くことに、イギリスはなんでもガラクタのようなものがよく売れる!

私の感覚から、それはゴミでしょうというようなものでも、イギリス人は喜んで買って、またオークションで高額で売れたりする。
よくあるのは、ビクトリア時代の銀製品、20世紀の陶磁器。
昔のものを大事にする文化がは良いものだと思う。
だからこそ、今でもロンドンに数百年前の建物がこれだけたくさん残っているのかもしれない。イギリス文化の根っこに、歴史、伝統のあるものに新しいものに代えがたい価値があるという考えを持っているようだ。

もう一つ今日見た面白い番組、セレブが料理番組に出演するというもの。
セレブ4人が、2グループに分かれて様々な料理のにチャレンジする。
1つ目のチャレンジは、2人のグループが合計1時間15分の時間を与えられて、メインディッシュとデザートを完成するさせるが、まず2人のグループのうちの一人は30分間料理をする。30分料理したら、次の人が登場して続いて料理するが、一人目と二人目の間に全く引き継ぎはない。つまり、二人目は一人目が何を作るか、残った作業の様子から判断しなければいけない。オーブンに張っている入れてあるチキン、デザートのソースなどを見て、ひとり目が何を作ろうとしたか、読み取って、続けて作業しなければいけない。
しかし、一人目の残ったヒントから、何をすればいいか判断できない二人目は、結構パニックになったりする。二人目も30分作業時間が与えられる。
最後に、最初の1人も再度登場し、二人で一緒に15分間作業して料理を完成させるという番組。
時間の緊張感もあり、普通の芸能人が料理する番組より面白い。