会社の海外出張でロンドン、ニューヨーク!
なんだか格好良くてわくわくします。
でも、まず直面しなければいけないのは、どこに住むかという問題!
大手企業ですと、太っ腹に高級ホテルに3ヶ月!というところもあれば、堅実な会社ですと、「サービスアパート」探せということになるので、海外出張の第一関門はサービスアパート探しです。
会社の出張で海外に数ヶ月だけ滞在する場合、ホテルではなく、サービスアパートに泊まることがあります。
転勤と違って、現地に行ってからじっくり探す、実際に見に行ってから決めると言うわけにも行かなく、下見もできない中、サービスアパートメントを探す時の留意事項を事前に知っておく必要があります。
特に、土地勘のないところで周りの環境もわからなく、不動産業者に勧められたままに決めるとかなり危険です!
快適な滞在ができるように、海外で短期サービスアパートを探す時の留意事項をまとめます。
うちの会社では、日系の不動業者経由でサービスアパートを探すとうことになっていますが、日系だから信用できると絶対思わない方がよい。
ちゃんと確認事項を自己責任で確認の上、選ぶべきです。
立地、間取り、予算、駅からの徒歩距離の基本要素が決まれば不動産業者が物件を提示してくれます。
下記の項目をきちんと確認するようにしましょう。
① 騒音
間取り、立地、周辺環境以前に、まずは騒音状況を確認すべきです。
海外の物件は、日本のように二重ガラスがあるということが希です。
特に、ロンドンやニューヨークのようなところは、そもそも古い物件が多く防音が悪かったり、隣の部屋の音が聞こえたりすることがよくあります。
筆者の住んでいたロンドンの物件は、壁が薄く、運も悪く、隣人が毎晩のように大騒ぎパーティーして大音量の音楽が流してたことがあった。
ニューヨークの物件は道路に面していないが、隣のビルのエアコンの室外機が近くになり毎晩寝るときにうるさくて気になって仕方がありませんでした。
かなりの確率で騒音問題に悩まされています。
これだけは入居後にどうしようもないので、それをちゃんと確認しないと、耳栓での生活が強いられます。
道路に面していないか、騒音の原因になる設備が周りにないか、過去に騒音トラブルがあるかきちんと確認すべきです。
② 室内だけではなく、建物の廊下、ロビー、エレベータの写真を求める
自分で現地で下見できない場合は、室内写真を絶対送ってくれます。
室内だけの写真では不十分です。
建物全体の雰囲気を知る必要があるので、廊下、ロビー、エレベーターの写真を送るように請求すべきです。
室内が綺麗でも、建物全体の雰囲気がよくないと気持ちよく暮らせません。
③ サービスアパートの「サービス」の内容
サービスアパートと謳っている以上、サービスを提供する必要があります。
しかし、多くのサービスアパートはただの家具付きアパートで、サービスがあるわけではないのが現状です。
入居初日だけのサービス、気持ち程度のアメニティ、飲み物しか付いていないことが多々あります。
値段相応のサービスがあるかきちんと確認すべきです。
不動産業者から意外とその辺の説明はありません。
④ 周辺の飲食店、買い物環境、治安
この辺の情報については、わざと聞かなくても不動産屋が教えてくれることが多いです。
多くの不動産会社は物件周辺の生活MAPを作成しているのでそれを事前に送ってもらうようにすべきです。
⑤ 室内の設備
室内の部屋を送ってくれることが多いですが、特に細かく見るべきところは、水回りです!
海外の水回りは使いにくいというのが基本です。
古かったり、シャワーの水圧が弱かったり。。日本では想定できない不便さがあります。
キチンが付いてる場合、食器洗い機が使えるか、電子レンジがあるかなど設備の中身を確認しましょう。
お風呂、キッチン、洗濯機あたりは使いやすいかどうか、ちゃんと見ましょう。
部屋に洗濯機がなく、コインランドリーで対応する場合もあり、その場合は、コインランドリーの写真も送ってもらうようにしましょう。
⑥ 室内だけではなく、窓からの景色、眺望の写真を求める
窓の外から見える景色を要チェックです。
室内の写真ではわからない周辺の環境や騒音の可能性も確認できますので、絶対チェックすべきです。
⑦ 広さよりは、間取りの使いやすさが大事
部屋の広さより、使い勝手が重要です。
特に一人で出張する場合、広いスペースはむしろ不便です。
一つの部屋にコンパクトにテレビ、ベッド、キッチンがあると便利です。
狭すぎると圧迫感があるので、筆者は変に広い1ベッド部屋よりは、Studioタイプの方が使いやすいと感じています。
快適な海外出張ライフを送れるように、参考になれば幸いです。