ロンドンに来て、彼女さん、奥さんへの何か特別なお土産、誕生日プレゼント、バレンタインプレゼントをお探しの方も多いと思います。コスメもいいですが、今回はイギリスの最高級の香水を紹介したいと思います。
ロンドン発の王室御用達、正真正銘のロイヤルブランド、ギネス記録を取った世界一高い香水、クライブクリスチャン。
そのブランドのブランドストーリーについては、前に書いた記事、世界一高い香水クライブクリスチャン Clive Christian の記事に書きました。
今週、とあるプロジェクトで機会があって、Clive Christianの三つのコレクション、ナンバーワン、X、1872の実物サンプルを使って、ブランドイメージの調査をさせていただきました。 ちなみに、この三本の合計値段は、20万円以上します。
美しい王冠のボトル
一番真ん中のゴールドのボトルは、ナンバーワンというコレクション、ロンドンなら、ハローズとフォートナムメイソンでしか買えません。
50mlで450ポンドもする高価の香水、ギネス記録で世界一高い香水の記録の香水です。ナンバーワンは高いだけではありません! シャネルナンバー5に似てるとか、香りが強いという方もいましたが、つけてしばらく時間が経つと、なんとも言えない心地の良い香り、爽やかでありながら、深みがあって、上品でフェミニンの香りに落ち着いてきます。
香りの秘訣は、自然な最高級な香料をしか使っていないこと、中に純金よりも高い香料がふくまれていること、コマシャーライズ香料ではなく、少量しか採取できない自然香料しか採用していないことが挙げられます。
ラッキーなことに、この香水のブランドイメージの調査のおかげで、この香りに二日間浸していました。もうすっかり虜になってます!
初めてフォートナムメイソンに行って、 香りを嗅いでみた時は、確かに良いけど、450ポンド払う価値があるか疑問だった。でも二日間使ってみて良さをじっくり分かってきた。450ポンドの香水を買えるほどの収入があれば、買いたいなと思うようになりました。
シックな黒いボトルXは、スパイスの香りが特徴、イタリア人と中東系アメリカ人の女の子がナンバーワンよりもXの方が好きと言ってました。私にとってはセクシーな香水です。
世界一高い香水と聞いて、恐ろしくほど高いではないかと敬遠される方、「高い」が強調されて、嫌味を感じている方も多いですが、実はかなり謙虚なブランドです。 一番高い記録を取った香水は、エリザベス女王様への特別バージョンで、まず一般人は欲しくても買えません。
若い人向けてシリーズ、CLVというシリーズがあり、10000円台のものもあります。
日本のAmazonではロンドンでは発売停止となった30mlの小さいボトルのものも売っています。 24000円ぐらいです。
1872は、一滴に170の薔薇の花を使われてる、ローズベースの香りです。ナンバーよりこっちの方が香りがそこまで複座ではないから好きだという人もいました。
個人的には、1872のエメラルド色の瓶が大好きです。
やはり、香水は絶対的な良し悪がなくて個人的な好みだなと思いました。こちらも、Amazonでロンドンで売っていない小さい30mlボトルがあり、24000円ぐらい。 私はもし、誕生日に彼氏さんからこれをもらったら絶対嬉しいです!シャネルNo.5 、Diorとかよりは、全然特別感があります。
Clive Christian 1872の価格を見る
面白いことに、感想を聞いた一人のフランスとスイスのハーフで貴族の血が入ってる方は、三種類の香りを嗅いでみて、すぐにナンバーワンが最高級の香水であることがわかってくれました。
彼女は、Clive Christian を聞いたことがあるわけでもなく、ブランドイメージ云々ではなく、香りが気に入ったようです。
「I have been looking for a new perfume for a long time. Changing a new perfume is a big enent for me! And finally I found the one .」
と、語ってくれました。
この香水は、本当に香水好きで、常に新しい香水を探して、かつある程度以上の購買力のある、品位のある方をターゲットしてるんだな、と改めて思いました。
ハロッズで展示されてる世界に10本しかない世界一高い香水 Clive Christian No.1 のスペシャルバージョン
ボトルにゴールドとダイヤモンドが施されています。
ブランドマネージメントの話しで、「もしあなたはあるブランドが好きではなかったら、それは偶然ではなく、必然です。なぜなら、そのブランドがあなたにすかれるように、設計されていないから、あなたがターゲットの客層ではないから。逆に誰にでもに好かれると、特徴がなくてブランドとして望ましいことではない」、と聞いたことがあります。
確かに、Clive Christianのようなブランドは万人向けではないでしょう。ある程度以上の社会クラス、少なくともアッパーミドル以上の方で、ぜいたく品とは何か、いい香水の楽しみ方、ある程度以上の収入のある方ではないと買わないでしょう。
私のような一般人は、185ポンドの三本セットがいいなと思います。
コレクションの三種類10mlずつ入っています。 小さめのボトルはジュエリーのようで、化粧台のインテリアとしても綺麗です。
Clive Christian CLVシリーズの価格を見る
ナンバーワンも好きですが、さすがに450ポンドは高すぎてそこまで買えません!
日本のアマゾンからでも買えるようです。
ロンドン観光のついでに自分へのご褒美、お母様、奥様へのプレゼントに、特別感があって喜ばれるでしょう。
同じコレクションで男性用もあります。
ただ空港の免税店でも販売されていないから、ぜひハローズかフォートナムメイソンで、本場イギリスの老舗高級百貨店でのお買い物を楽しむ際に、Clive Christianのカウンターにお立ち寄りください。
Clive Christian の価格を見る
画像の一部はクライブクリスチャンのホームページから
関連記事 Clive Christian クライブクリスチャン