イギリスは、e-commerceこと、ECの最前線であること、ご存知でしょうか。
ヨーロッパ圏内発送するECのオンラインファッション、コスメの会社がたくさんあります。
ファッション分野で代表的なところは、ASOS、Boohooですね。両方ロンドンの上場企業であり、時価総額が数千億円、かなり大規模です。
海外発送、いわゆる日本で話題の「越境EC」にも積極的で、少し送料を負担すれば、アジア、日本にも発送してもらえます。
ASOSはファッション性の高いファーストファッションをお手頃価格で提供、リッチコンテンツマーケティングとも組み合わせた販売手法です。
ただ、かなりヤング向けで安っぽい感が否めないため、好きではありません。
NEXTなどもありますが、実店舗が大半占めるので、オンライン専業ではありません。
もう一つ、コスメ・ビュティーに特化しているウェブサイト、Lookfantastic.comがあります。
ここは、おススメです!
イギリスをはじめ、ヨーロッパで人気な日本未上陸なコスメを入手できます。
120ポンド以上の購入で日本にも発送してくれます、無料で!
イギリスで人気なコスメ、スキンケア、ヘアケア商品を一気に攻略できます。
サイトは見やすく、ブランド別とカテゴリ別に探しやすい、英語が苦手でも使えます。
全然話が変わりますが、日本でもビューティーコスメに特化した女性向けのECはどんどん進化します。
一つは、C-Channel社が手掛けるECです。
インフルンサーマーケティングの手法で、動画のみならず、インフルンサーのEC運用代行を手掛けるところがさすがだと思います。
例えばこれ。
http://www.cheercloset.jp/fs/cchan0409/c/nemotoyayoiacc
今までのメディアは、「マスコミ」中心で、テレビ、新聞、雑誌を中心とする面をとるメディアでした。
しかし、インターネットメディアの普及により、ワードプレス等で個人でも好きなように発信できるようになりました。
これからは、面から個人よりは、個人から個人への発信がより重要になります。
動画に関しても、過去に、視聴者との唯一の設定はテレビでした。
しかし、それのモデルがすでに崩れています。
放送の必要ないウェブ動画メディアである、Youtube、ニコニコなど、公共の電波に頼らずに動画配信ができるよういなりました。
テレビの番組は、タレントの活用、明プロヂューサーがいたり、質が高い。
しかし、二次利用が権利関係で難しい。
情報が爆発的に増えている時代に、メディアとしては、視聴者の「可処分時間」の奪い合いになります。
「何を見るか」、「どこに時間を割けるか」、みんな慎重に選んでいます。もしくは、直観的に選んでいます。
その直感の源は、SNSでの友人の推薦だったりします。
フェースブックで流れている動画に「いいね」をクリックすると、友達のだれかがそれに興味を持ち「誰かさんがいいね」を押すなら、見ようかということになります。
動画ECも始めました。
動画ECと昔のテレビショッピングは何が違うかしら。
2017年は、雑誌コンテンツのデジタル化元年です。
2009年から雑誌協会がデジタル化委員会を設立して、取り組んできましたが、本格化したのは、昨年からです。
特に女性向けの情報誌は挙ってデジタルにまい進しています。
小学館がVOYAGEと提携、講談社がデジガレさんと提携、集英社は自社サイトを強化。
これからどうなるかわかりませんが、コンテンツ、メディアとECのかかわり方が間違くなく変わっていきます。
日本のEC大手、楽天、ヤフーショッピングは、世界の強豪から見ると、ただの弱小企業。
業界地図がすぐにではありませんが、水面下で塗り替える動きが出ているように思います。
女性向け、ファッション、コスメ、ビューティー動画の注目業界動向
MimiTV
女性向けビューティー動画メディアMimiTVが、1億円の資金調達を実施
http://mimitv.co.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000027096.html
MimiTVは、トレンドをいち早く見つめながらも
女性の変わらない「美しさへの欲求」に応えるメディアでありたいと思っています。星の数ほどある豊かな情報の中から、
お気に入りを探し、集め、楽しみ、ますます輝く女性を増やすことが、私たちの理念です。女性が自分の肌や髪を愛で、磨き続けるように
次世代にも愛され続けるブランドとして価値ある美容情報をお届けします。
下記、Wantedlyによるサービス紹介です。
▶︎ Service
「MimiTV」- 可愛くなりたい女性のための動画メディアメイクを中心にヘアアレンジやネイルなど女性が知りたいコンテンツを毎日配信している月間再生回数約1500万回、合計ファン数50万人の日本最大級美容情報メディアです。2017年4月にはMimiTVとして札幌コレクションにも出演しています。
MimiTVは、トレンドをいち早く見つめながらも 女性の変わらない「美しさへの欲求」に応えるメディアでありたいと思っています。 星の数ほどある豊かな情報の中から、 お気に入りを探し、集め、楽しみ、 ますます輝く女性を増やすことが、私たちの理念です。
女性が自分の肌や髪を愛で、磨き続けるように 次世代にも愛され続けるブランドとして価値ある美容情報をお届けします。
CancamTV
小学館のCancamキャンキャンという女性コスメビュティーファッション誌で、CancamTVを開設しています。
C-Channelのコンセプトと違って、Cancamのモデルさんが出演するTVCMの撮影裏側がメインのようです。
よっぽどファンでければ、みんな忙しい中で、CM撮影舞台の裏側なんか、どれぐらいの人が見たいでしょうか。
女性ファッション誌×動画×プロの人気モデルさんというコンセプトが良いだけに、勿体ない気がしますね。
お出かけ動画ルトルン
https://letronc-m.com/
最初は、お出かけをメインとする動画マガジンでしたが、今はビューティー関連のコンテンツも充実しています。
https://letronc-m.com/beauty
でも、よく見ると、まだビュティーの動画コンテンツが少なく、SMARTNEWSのような、まとめサイトでオリジナルサイトに誘導する仕組みとなっています。
スポット動画アプリダウンロード数1位と宣伝しています。
運営しているのは、Open8という会社です。
HOWTWO
https://howtwo.co.jp/service
化粧、美容のハウツー動画です。
また、新品コスメ無料で使い放題という面白いサービスを準備中です。
河北祐介さんのメイク動画特設ページを設置しています。
https://howtwo.co.jp/kawakita
Adtimesに興味深い記事が掲載されています。
オトナ女子向け動画サービス「HowTwo」に見る 動画×SNS×インフルエンサーで生まれる新しい消費行動
動画メディアが伸長しているもうひとつの理由に、検索欄を使用する機会の減少が挙げられる。
かつては価格を比較する情報サイトや、口コミを集積してランキング形式で評価する女性向けサイトが人気を博していた。しかしその裏側が徐々に知れ渡り、現在はより信頼性の高い情報源が求められている。
そこで今まで以上自身がフォローした人物からの情報であれば信頼性が高く、共感もしやすい。ユーザーが動画の視聴から商品購入までできるFacebookは動画サービスを展開する場として価値が高く、HowTwoでは早期からファンの獲得に注力していたにユーザーからの関心を集めているのが、Facebookやインスタグラムを始めとするSNSだ。
さらに「HowTwo」で制作したコンテンツをデジタルサイネージで流すなど、動画の二次利用も可能だ。すでにリアルイベントで活用する企画も進行している。
Live ECを展開するCandee
http://candee.co.jp/
Candeeはモバイル動画時代に適した3つの事業を展開しています。
動画・番組制作からキャスティング、PR までワンストップ
国内最高のソリューションをご提供する デジタル動画マーケティング集団
Candeeの事業内容
1.メディア事業
モデルやインフルエンサーがライブ配信で流行のファッションやメイクなどを紹介し、気になったアイテムをその場で購入できる、 ソーシャルライブコマース「Live Shop!」を開発・運用しています。
2.動画マーケティング支援
SNSでのライブ配信を活用したマーケティング支援。 企画・制作・キャスティング・メディアバイイング・広告運用・分析までワンストップで提供。10,000本を超える動画ライブ制作の実績から、自社所属タレント、YouTuber、Instagrammerなど幅広いキャスティングが可能です。
3.タレントマネージメント事業
バラエティ・アイドル・俳優・女優・アーティスト等、幅広いタレントのキャスティング。ネット時代の人気者・スター候補生マネジメント・コンテンツ開発。タレントやクリエイターの、スカウト、契約業務、動画・音楽等の企画、制作、ソーシャルアカウントの企画・運営、イベントの企画・運営、ライセンス商品の開発
「Live Shop!」提供のCandeeが総額24.5億円を調達、ライブコマース事業の横展開を視野に
「Live Shop!」提供のCandeeが総額24.5億円を調達、ライブコマース事業の横展開を視野に
もともと、動画制作の会社ですので、B2Bの動画制作の仕事が得意です。。
http://candee.co.jp/works/
Yummy Japan
がいこくまた、話が変わりますが、先日、新聞で読んで感心した話題があります。
ソフトバンクグループのランドセル戦略というものです。
モバイル事業の新しい戦略は、学生向けの割引です。
ランドセル商戦とお暗示、とにかく先手を打つことが話題になっている。
スマホデビューの年齢が低くなっている。子供の顧客をきっちりとっていくことが需要だと強調するソフトバンク。
動画の世界でも、Youtubeの一つの重要な視聴者層は小学生です。
一方で子供向けの動画専門チャネルがまだ充実しているといえません。