5Gを活用したサービスと個人の役割、なぜソフトバンクがイギリスのArm社を買収したか。

5Gを活用したサービスと個人の役割、なぜソフトバンクがイギリスのArm社を買収したか。

posted in: 金融メモ | 0

今年の元旦日経新聞の特集は、「ひらけ5Gというタイトル」
2020年を目標とした5Gの研究開発、今年は商用化に向けて研究開発が加速しそう。

5Gの特徴は何といっても、超高速通信。

交通、娯楽、医療、工場の現場で幅広く応用ができそうです。

5Gの高速通信とIOT、AIの組み合わせ。
VR、AR技術の組み合わせ。
今までと違う世界が広がるかもしれません。

例えば、

  • イギリスのロンドンと日本に住む遠距離の彼氏彼女は、あたかも目の前にいるかのようにコミュニケーションとれるようになる。
    車の運転は遠隔操作でできる、車をゲームコントローラーでコントロールする。そうすると、運転免許を取らなくても車を乗ることができる。
  • 車が「人間に乗れるスマホに変身する」。
  • 遠隔手術システムで手術を行う。遠くから通院する必要がなくなる。

 

NTTドコモ、中国の華為、スカリーツリーを運営する東武鉄道が共同実験で5Gの実証実験を行っている。

 

最近、楽天が通信キャリアに参入したニュースで世間を驚かせた。

 

この5Gの商用化前段階に対する多くの異業種企業の5Gに対する関心を見ると、楽天の将来を見据えた戦略を少しわかるような気がしてきました。

 

3G、4Gの時代は、商用化前段階でこれほど多くの異業種企業が通信技術を関心を示すことはなかった。

「これだけ、これからの5G技術のビジネスへの影響が大きいことを表している。」と日経新聞を評価している。

スポンサー

 

ソフトバンクはイギリスの半導体チップの会社ARMを買ったのは、IoTの時代にすべてのものがインターネットにつながる時代に、半導体チップが欠かせないからです。

Googleは世界中の情報を整理してアクセスできるようにするミッションを掲げています。

検索、地図、映像、画像、太い情報の流れを作り上げた。
情報の独占を防止しようと政府が動き出す、匿名性を条件に、情報のポータビリティを可能にしようとする動き。

情報を持つ企業と持たざる企業の格差。

昔、SONY、任天堂、NECは海外のGEEKのあこがれであった。
しかし、今はAPPLE、GOOGLE、FACEBOOK、中国にTENCENTがいる。

オンラインECの世界でも、世界大手のアマゾンと巨大中国のアリババ。日本の楽天やヤフー、ZOZO、メルカリの存在感を全く感じない。

5Gで塗り替えられるかもしれない業界図、日本企業が失地回復できるか、と日経が問題提起しています。

先日、母が某ネット証券の創業者社長と会うことができました。
その社長は、自分が起業した時代に、日本の起業環境がまだ整えていなくて、自分ですべてのリスクを背負って起業しなければいけない時代でした。
今は、たくさんのベンチャーキャピタルが盛んになり、スタートアップをバックアップする投資家が登場しています。
資金面以外にも、法律、技術の様々な面で支援するベンチャーキャピタルも増えています。

5Gの時代に、スタートアップ企業に勢いが出てきて、日本にとってプラス材料です。

–AD–



 

大手企業もぼんやりしておられない。

うちの子供、一歳半ですが、生まれた時から、スマホ、SurfaceBookに囲まれ、お絵かきはPhotoshopでという世帯がそのうち大人になる時代は、どうなるでしょうか。

今までと違う、企業、政府、個人の力関係が間違いなく変わるでしょう。

そして、今までと違うスキル、能力、学歴社会に対する考え方も変わるでしょう。