東京都舛添知事とロンドン新市長を比較しての感想

東京都舛添知事とロンドン新市長を比較しての感想

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舛添知事の公私混同問題でかなり日本で話題になっています。
いくらなんでもロンドン出張に6000万円も使うのは、都民の血税を無駄遣いし過ぎだと思います。
しかも出張先は日本国内ならまだしも、なんでロンドンなの?!

家族旅行に公務用車を使ったり、家族との食事代を公費として落としたりするのはモラルが欠けているように感じます。

一方で、最近就任したロンドンの新任市長Sadiq Khan氏の倹約振りがイギリスで注目されています。

パキスタン移民二世のSadiq Khan氏は14%のリードで、富豪出身のZac Goldsmithに勝ちロンドン市長の座を手に入れました。

Sadiq Khan氏の初日は何で通勤したのでしょうか。
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答えは、バスです!実は、Sadiq Khanのお父さんはパキスタンからの移民でバスの運転手として働いて一家を養ってきました。

Sadiq Khan氏はとてもお父さんのことを尊敬し、選挙でもよくお父さんの話しをしていました。

そんなSadiq氏としては、通勤にバスを使うのはMake senseですね。

高級車で別荘通いしたり、ファーストクラスで海外旅行(じゃなくて)、海外出張に行ったりする舛添氏と鮮明な対比になります。

前任のロンドン市長、 Oris Johnson氏も自転車通勤で有名です。これは節約というより趣味かもしれませんが。

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どちらにせよ市民の血税を自分のお金のように使う舛添氏とは大違いですね。

偉くなると組織を私物化する人が結構います。 創業者ならまだしも、政治家やサラリーマン社長、役員の場合は、ちょっと違うと思います。